GF500mmF5.6 R LM OIS WR: Shelley Pearson x タスマニア島での野鳥撮影

GF500mmF5.6 R LM OIS WR: Shelley Pearson x タスマニア島での野鳥撮影

2024.05.16

この新しいレンズの試作版を使用するのを楽しみにしていました。届いてすぐに、その軽さと手に持った感触の良さに感動しました。私の第一印象は、スポーツ、野生動物、野鳥の撮影用に設計されたものであるということでした。500mm の焦点距離は遠くの被写体に最適で、オプションでフジノン GF1.4X TC WR テレコンバーターが利用できます。これによって小型の鳥や野生動物を撮影する場合にも、被写体と十分な距離が得られます。

レンズの側面には優れたデザインのボタンがあり、撮影時には簡単にアクセスできます。

このレビューでは、GF500mmF5.6レンズとGFX100 IIを組み合わせて、野生動物や野鳥を撮影しました。

レンズには三脚座が付いており、つまみを緩めて簡単に回転させることができます。三脚のプレートはアルカスイス互換で、取り付けるプレートを気にすることなく簡単に三脚の雲台にスライドさせることができます。プレートを取り付ける必要がないので、現場で素早く三脚をセットアップしやすく、私はこのデザインが気に入っています。

カメラとレンズの持ち歩きも快適で、野生動物や野鳥を探しながら歩き回ることができました。GF500mmF5.6レンズの重量は1.4 kg未満です。この軽量設計は、レンズを手で持って低く構えたり、鳥の邪魔にならないように這うように近づいたりして、被写体の自然な行動を撮影するときに有利です。レンズは丈夫で耐久性があり、土や泥、浅瀬に横たわってもフィールドでしっかりと持ちこたえてくれます。耐候性にも優れており、小雨の中でも撮影を続けることができました。

このレンズは、サイズ感と携帯性に優れているため旅行に最適です。飛行機で機内持ち込み用の重量制限を満たしているため、通常のカメラバッグに簡単に収納できます。

鳥の撮影には単焦点レンズを好んで使用していますが、このレンズはその期待に応えてくれました。ボケ味は滑らかで見た目もとても心地よく、環境の中で鳥を際立たせることにも役立ちました。被写体と背景の奥行き感と分離感が素晴らしかったです。

レンズの絞りリングもスムーズで操作しやすく、気に入りました。

さらに、このレンズは優れた光学式手ブレ補正機能が搭載されており、必要に応じてオフにすることもできます(このレンズを使用している間、この機能をオフにする必要はありませんでしたが)。手ブレ補正により、低照度などの難しい撮影条件でも、鮮明で安定した撮影を行えます。小型の鳥を撮影する際に手ブレ補正が役立つことが分かりました。このような軽量のレンズを使用して、特に餌を食べながら飛び回っている小鳥を撮影するときは、手持ち撮影が望ましいでしょう。手持ちでも飛んでいる鳥を非常に良好に追跡できました。手ブレ補正によって低速シャッター速度を使用できるため、暗い曇り空の撮影など、難しい条件でも撮影できます。

野外での撮影では、コマドリなどの小型の鳥を撮影することができました。この焦点距離と1.4倍テレコンバーターのおかげで、オーストラリアにたくさんいる非常に小さな鳥の写真が撮影できました。色鮮やかで明るく飛び回る鳥たちを、このレンズで追跡して撮影することもできました。

単焦点レンズでは当然のことですが開放絞りF5.6の画像はシャープで、低照度の環境下での撮影には最適です。ISO 感度を極限まで上げて撮影してみましたが、撮影した画像に満足しました。明るい場所で1/1000から1/3200のシャッター速度で撮影しましたが、高速で飛ぶ鳥、特にツバメなどの小鳥を撮影するのに適しています。

ピント合わせの速度は、F5.6のこのレンズはF2やF4と比べれば高速ではありませんが許容範囲内です。良好な画像が撮れましたし、一度鳥を追尾するとロックオンされ、素晴らしい画像が撮れました。GFX100 IIの追尾機能は素晴らしく、鳥の頭を検出して目にピントを合わせます。鳥が向きを変えても鳥を検出し、鳥がカメラに向かって振り返ると、再び目にピントが合いました。

柔らかな光の中で撮影すると、シャープネスとディテールは際立っていました。GFX100 IIと組み合わせることで、鳥のディテールを引き出せました。鳥は細かい羽の模様など細部に注意する必要がありますが、野生動物の美しさや見事な特徴を表現するのにGF500mmF5.6 レンズは最適です。

私が遭遇した問題の1つは、電子シャッター使用時のローリングシャッターでした。レンズをお借りしていた時間が短かったため、カメラ側で8 fpsのメカニカルシャッターに切り替えたところ、必要な画像は撮影できました。

全体として、このレンズは、素晴らしい野生動物や野鳥の写真を撮影したい写真家にとって、用途が広く、信頼できる選択肢であることが分かります。私は、野外で質の高い光の中や困難な条件下でさまざまな鳥を撮影した際、GF500mmF5.6レンズの総合的な性能に感銘を受けました。