ナイジェリア出身で現在はイギリスのマンチェスターを拠点に活動するOnyi Mossは才能ある写真家であり、人生や旅行に関するロマンティックでエディトリアルな視点を共有するコンテンツクリエーターです。Onyiの写真への情熱は、最終的に彼女のブログの作成につながりました。彼女の慎重なキュレーションによるビジュアルストーリーテリングは、旅行、ファッション、ライフスタイルを探求し、ブログやオンラインプラットフォームで共有しています。デジタル一眼レフカメラを使っていたOnyiは、旅行中に必要な高品質の写真を撮影できるかどうかを確かめるために、X-S10を使ってイタリアの魅力的なコモ湖を訪れました。彼女はこのカメラについて以下のように考えています。
第一印象
従来使っていたデジタル一眼レフは重く旅行中に特に困っていましたが、X-S10は小型軽量で携帯性に優れ大変魅力的でした。
また、富士フイルムのカメラは初めてでしたがPSAMダイヤルのおかげですぐに慣れ親しむことができ、撮影をすぐに開始できたことにも驚いています。
ロケ地での撮影
ロケ地での撮影では、このカメラはとても使いやすいと感じました。Film Simulationのブラケット設定などの初期設定が済めば、あとは必要に応じて露出を調整するだけで、PSAMダイヤルを使って簡単に操作を覚えることができました。
オートフォーカス機能も、狙った被写体をしっかりと捉えてくれました。普段、デジタル一眼レフカメラでは精度が信用できずオートフォーカスを使った撮影をすることはあまりないのですが、X-S10は私の常識を覆しました。
フィルムシミュレーションと色
Film Simulationは素晴らしいと思います。私は最近フィルムを撮り始めたのですが、X-S10フィルムの感触をデジタルで表現するのに良い方法で、私にとっては初めての体験でした。様々なオプションがありますが、私はACROS、Classic Chrome、ProNeg Hiに落ち着きました。
私のデジタル一眼レフカメラでの通常の撮影方法は、ポストプロダクションで画像を編集し、カラーグレーディングすることです。同じフィルターを使ってよくやります。しかし、X-S10でのフィルムシミュレーションは他の可能性に気づかせてくれました。簡単で、よりよい物語を。
高品位なフジノンレンズ
私はまず富士フイルムのXFレンズの質の高さに衝撃を受けました。おそらく、私はこれまで富士フイルムのレンズを試す機会も無かったからでしょう。私の絶対的なお気に入りはXF50mm F1であり、高い品質に衝撃を受けました。これは過去使ってきた中で、間違いなく最高のレンズの一つであると断言できます。ボケ、フォーカス、精度は最高です。
最後に
FUJIFILM X-S10での撮影は、技術的な意味でも実用的な意味でも素晴らしい経験でした。このカメラは軽量で、かつデジタル一眼レフカメラと同じ高い品質を実現しているため、画質に絶対妥協したくない私は大変気に入っています。このカメラは使いやすく、デジタルカメラでフィルムの精神を探求するのに最適な手段であり、旅先での美しいストーリーテリングを可能にしてくれました。今回、私の期待を超えてきたため、引き続きこのカメラと冒険してみたいと思うようになりました。