

XF23mmF2.8 R WR x Pomma Partiew
私のレンズ越しに見るパンガー — XF23mmF2.8 R WR に恋して
みなさん、こんにちは!Pomma Partiewです。
エンジニアという緻密な世界から、旅人として常に新しい道を探し続ける人生へ——私の人生はとても面白い道をたどってきました。私は本当にじっとしていられないタイプなのです。新しいルートを見つけ、初めての景色に出会うときに生まれるエネルギーが、私を突き動かしてくれます。旅を重ねれば重ねるほど、この胸の高鳴りはどんどん大きくなっていって、そんな瞬間を記録しておきたい、かけがえのない思い出として残しておきたい——そんな気持ちが強くなっていくのです。
今回は、友人たちを誘ってタイ南部にある美しいパンガー県へ冒険に出かけました。
そんな旅の思い出をしっかりと残すために、私の大切な相棒となってくれたのが XF23mmF2.8 R WR レンズ です。

パンガーに到着した瞬間から、あの新しい場所を探検する時のわくわくする気持ちが一気に高まりました。
最初の目的地は、視覚的にも圧倒される タムトンラングの石切り場。
インターネットの写真では伝わりきらない、岩の間にひっそりと広がるあの澄み切った青い泉は、実際に目にすると思わず「わぁ!」と声が出て、すぐにカメラを手に取りたくなるほど。その鮮やかな色を逃したくない、そんな気持ちにさせてくれます。今回の旅で XF23mmF2.8 R WR を本格的に使い始めたのも、まさにここでした。そしてすぐに感じた最大の利点は、何と言ってもその軽さです。
旅をしていると、浅瀬を慎重に渡ることもあれば、景色を眺めながらのんびり過ごすこともあります。どんなシーンでもカメラが重荷にならず、まるで付けているのを忘れるくらいの軽さのレンズは、私にとって本当に大きな利点でした。
自由に動き回り、思い立った場所をくまなく探検できるので、アクティブで気ままな旅を楽しむ私にぴったりの相棒です。

石切り場の独特の美しさをたっぷり堪能したあとは、バーンスアンゴンカフェ へ向かいました。ここはリラックスするのにぴったりの場所で、心地よい木陰とあたたかい雰囲気に包まれていて、思わず写真を撮りたくなる小さな隠れ家のようなコーナーがあちこちに点在していました。
そして何より、スナックやドリンクがとっても美味しかったです!
こうした場所の雰囲気や、素材感、光の具合、細かいディテールをしっかり切り取るのに、XF23mmF2.8 R WR は本当にぴったり。
テーブルフォトのような近接撮影でも、このレンズは最短撮影距離がとても短いので、迷うことなくサッと撮れてしまうんです。

その日の夕方、太陽が傾き始めた頃、私たちはパンガーの象徴的なスポットである サメットナンシェ展望台 へ向かいました。
夕日が刻々と空を染め上げ、あの壮大な石灰岩のカルスト地形をシルエットにしていく光景は、パンガーを訪れたなら絶対に見逃せない体験です。そして、その特別な瞬間をしっかり残したいと思わせてくれます。
そんな時、XF23mm レンズ が手元にある安心感は本当に心強いものでした。

2日目の朝は少し気分を変えて、タクアパ旧市街 の歴史ある街並みを散策しました。ここはまさに隠れた宝石のような場所!
気ままに歩き回ったり、時には自転車に乗ったりしながら、クラシカルなシノポルトガル様式の建物と、思いがけず現れる色鮮やかで可愛らしいストリートアートの融合にすっかり魅了されてしまいました。
この街にはどこか特別な空気が漂っていて、歴史が息づいているのを感じます。
多くの人がこの場所に恋してしまうのも納得です。
歩き疲れた頃に立ち寄った、どこか懐かしさを感じさせる古い町のカフェでは、一歩足を踏み入れただけでまるでタイムスリップしたかのような気分に。
そんな瞬間にふと、今回使っている XF23mmF2.8 R WR のことを思いました。
このレンズは、現代のテクノロジーを搭載していて、シャープで信頼できる写りを実現しながらも、富士フイルムらしいクラシックな佇まいと、高級感のある質感、長く寄り添えるようなハンドリングを兼ね備えています。
タクアパの空気感を切り取るのに、これ以上ない相棒だと感じました。

3日目は、パンガーの魅力をまたひと味違った形で体験できました。
それが 竹のいかだ下り です。
青々とした緑に囲まれながら、川の流れに身を任せてゆったりと進む時間は、本当に穏やかで心地よくて——ただただ癒されました。 静けさを求めている人には、ぜひおすすめしたい場所です。

カメラとレンズのコンパクトさのおかげで、余計な手間をかけることなく、この静けさの瞬間をしっかりと切り取ることができました。
しかもこのレンズは防滴仕様なので、水しぶきがかかっても心配いらず。
竹のいかだ下りを楽しんだあとは、ミシュランガイド にも掲載された南タイ料理の名店で、今回の旅のグルメのハイライトを味わいました。
新鮮なシーフードはどれも驚くほどフレッシュで、伝統的な南タイレシピならではの力強い味わいが口いっぱいに広がり、本当に感動的なおいしさでした。
そして何と言っても、料理を XF23mmF2.8 R WR で撮ると、さらに美味しそうに見えるんです! 料理の鮮やかな色味をしっかりと捉えてくれて、他のパンケーキレンズに比べて画角が広いので、色々な料理をテーブル全体でバランスよく写すのもとても簡単でした。

パンガーでの冒険の締めくくりは、メモリービーチ でのサンセット鑑賞でした。
自然が最高のショーを見せてくれる、そんな特別な瞬間に立ち会えて、本当に幸せな気持ちになりました。 その美しさをしっかりと残せる、信頼できるレンズが手元にあったことにも心から感謝しています。

今回の旅を振り返ってみると、XF23mmF2.8 R WR は本当に多彩で、撮っていてとても楽しい相棒だったと改めて感じます。
雄大な景色を撮るときも、美味しい料理の細部をクローズアップするときも、その場所や人々の雰囲気を切り取るときも、すべてを美しく捉えてくれました。
このレンズと富士フイルムのカメラの組み合わせは、いつも私の思い出を鮮やかでシャープな写真として残してくれます。
この組み合わせを使うたびに、なぜ私が富士フイルムに恋したのか、その理由をより深く実感しています。私の旅と記録のスタイルに、これ以上なくぴったりなのです。
信頼できる機材があったからこそ、体験そのものに集中できた今回のパンガー旅行は、私にとって本当に癒しの時間でした。 自分だけの思い出を残したいと願うすべての旅人に、このレンズは間違いなく「マストハブ」だと心から思います。
