X-E5 x Lorenzo Catena

X-E5 x Lorenzo Catena

2025.06.18
IT_Lorenzo Catena_Article_Image_1_main

どのストリートにもストーリーがある 

写真を本格的に始めた2016年に、初めて富士フイルムのカメラを購入しました。その富士フイルムカメラは、コンパクトで控えめなX70。新たな目線でストリートを探索するのに最適なカメラでした。それ以来、私は常に富士フイルムカメラを持ち歩いています。X70の次にX-T20を手にし、そしてX-T4へ。最近、X-M5もラインナップに加わりました。新しいX-E5とXF23mmF2.8パンケーキレンズで撮影すると、初めてX70を手にしたときの興奮がよみがえります。

写真はストリートから始まる

写真には強いこだわりがあります。美しい画像を集めるためだけではなく、シーンとつながるために撮影しています。建築を学び、映画にも情熱を注いでいるため、私独自の視点を築いていると思います。レイヤーや雰囲気、そして物語を探しています。ローマでストリートフォトを教えています。私の生徒たちにはいつも、ルールに縛られるのではなく、ユニークな視点と意識で世界を見るよう教えています。平凡な風景でさえ詩的な作品に変えられる方法です。

私にとってストリートフォトは原点です。制約など感じません。勘に頼りながら、直感や構図を大切にしています。距離を置いて眺める時もあれば、人々と交流することもあります。どんな場面でも、要素や光、ストーリー、可能性の出会いに興味を引かれます。 

富士フイルムX-E5で軽さと自由を再発見

ストリートでは周囲に溶け込み、繊細な変化を捉えるよう心掛けています。コンパクトで控えめなデザインの富士フイルムX-E5は、私のような自由と制約の両立を求める人にとって理想的なカメラです。オートフォーカスは驚くほど俊敏で、思いがけぬシーンや動作、表情に瞬時に反応できます。 

新しいXF23mmF2.8パンケーキレンズは驚きでいっぱいです。軽量で鮮明、そして私が理想とする写真にピッタリです。集中を保ちながら、目立つことなく、自由に動き回れます。X70を彷彿させます。X-E5は最新のパワーと品質を備え、レンズ交換が可能なX70のように感じられます。 

ディテールが違いを生む

X-E5で気に入っている機能にデジタルテレコンがあります。レバー操作で、例えば35mmから50mmに切り替えられます。レンズ交換は不要で、画質を落とすこともありません。これはまるで、2つのレンズが1つになったようです。直感的に視点を変え、シームレスにクリエイティブな撮影が可能になります。

4020万画素のセンサーは驚異的です。編集でトリミングしても、ディテールはクリアなままです。また、難易度の高いライティングコンディションでも安定して最高のパフォーマンスを発揮し、高いコントラストと繊細なグラデーションを簡単に両立できます。私は影や反射光を利用したり、人工照明下で撮影したりすることが多いため、この性能は私にとって不可欠です。 

明日、何を撮るかはわからない――すべてのプロセスを楽しむ

多くのストリートフォトは偶然の産物ですが、必然もあります。撮るもの、行く場所、決めておく必要はありません。どんなストリートにも、ありふれた場所でさえ、ストーリーが隠れています。ストーリーを見つけ出すには、思いどおりに撮影でき、私のビジョンを妨げるのではなく手助けしてくれるツールが必要です。

富士フイルムX-E5とフジノンXF23mmF2.8 R WRは、そんな私の願いをかなえてくれます。シームレスに思いがけぬシーンを写し出す自由。妥協することなく、私の目に映る世界を表現できます。