ファームウエア Ver.5.00
ファームウエア Ver.5.00
像面位相差AF性能の向上
新たなAFアルゴリズムにより像面位相差AF性能が向上しました。
- 低照度限界を0.5EVから-1EVへ約1.5段分拡張し、暗所でのAF速度・精度が向上。
- 像面位相差AFが動作する最小小絞りをF8からF11へ拡大。 被写界深度を深くする場合や、超望遠ズームレンズ 「フジノン XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」に2倍テレコンバーター「XF2X TC WR」を装着して使用する場合等でも、像面位相差によるAFが可能となりました。
- ズーム操作中のAF-C機能が向上し、被写体が激しく動くスポーツ撮影などで威力を発揮します。
- 捕捉性能の向上により、野鳥や動物の毛並みのような微細なテクスチャーを持つ被写体でも精緻に撮影が可能となりました。
フリッカー低減機能追加
フリッカー低減は、蛍光灯や水銀灯など照明のちらつきがある不安定な光源下での連写撮影でも安定した露出を実現し、インドアスポーツの撮影などで威力を発揮します。
フォルダー選択・フォルダー作成機能追加
フォルダー選択・フォルダー作成機能は記録フォルダーを別のフォルダーに切り換えたり、 5桁のフォルダー名を入力してフォルダーを新規作成し、次に撮影する画像をそのフォルダーに保存することができます。
撮影モード時の情報表示内容の拡大表示とカスタマイズ設定
撮影モード時に表示されるGUIアイコンや情報表示をLCD、電子ビューファインダー、其々で拡大表示できます。
拡大表示時に撮影モード画面内に表示する情報をカスタム設定することができます。
フリッカー低減機能追加
ファームウエア Ver.4.00
4K動画対応
「Xシリーズ」の特長である「フィルムシミュレーション」を活かした多彩な色調の4K動画撮影をお楽しみいただけます。 外部マイク入力も行え、本格的な動画撮影も可能です。 (HDMIモニター出力は非対応)
動く被写体への追従性を強化
画像認識アルゴリズムの改善により、従来に比べ、被写体への追従性が向上。 被写体の動く速度が2倍、サイズが1/2になっても補足します。
フラッシュの無線コントローラー制御に対応
当社カメラシステムに対応した他社製スタジオフラッシュでハイスピードシンクロや、TTL撮影がご利用いただけます。 他社製スタジオフラッシュの無線コントローラー制御に対応します。
USB/無線通信によるPC撮影に対応
カメラとパソコンをUSBケーブルやWi-Fi アクセスポイント経由で接続し、カメラで撮影した画像を直接パソコンに保存したり、パソコンからカメラをコントロールしたりすることができます。
RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」に対応
パソコンとデジタルカメラをUSBケーブルで接続することで、デジタルカメラに搭載している画像処理エンジン「X-Processor Pro」 を使用したRAW現像が可能になります。 現像設定の素早いプレビューや、バッチ処理による高速RAW現像ができます。 「FUJIFILM X RAW STUDIO」は、FUJIFILM Webサイトから無料でダウンロードできます。
PCソフトウェア「FUJIFILM X Acquire」を使用してカメラ設定の保存・読み出しに対応
これまでソフトウェア「HS-V5」「Lightroom Tether Shooting Plug-In PRO」の使用時のみに可能だった、USB接続によるパソコン上でのカメラ設定の保存・読込み機能が、無償ソフトウエア「FUJIFILM X Acquire」を介してご利用いただけます。 撮影条件を瞬時に切り替えたり、複数の「X-Pro2」間で設定をコピーする際に便利です。
ファームウエア Ver.3.10
EVF明るさに「-6」と「-7」を追加
EVF明るさで「-6」および「-7」が選択可能となり、極端に暗い撮影環境下においても、画面表示に邪魔されることなく、撮影に集中できます。
リアコマンドダイヤルのファンクション化
リアコマンドダイヤルのプッシュにファンクション設定を割り当てることができるようになります。
ファームウエア Ver.3.00
ブラケットおよびAdv.フィルター撮影でのRAW画像の記録
AEブラケットに加えて、ISO、ダイナミックレンジ、ホワイトバランス、フィルムシミュレーションの各種ブラケットおよびAdv.フィルターの撮影において、RAW画像を記録できるようになります。
長秒側のシャッタースピードを15分まで拡張
タイム撮影(T)時の長秒側のシャッタースピードは、従来30秒でしたが、 最長15分までに大幅に拡張されます。
顏検出AFの高速化
像面位相差AFを活用することにより、顏検出AFがより高速になります。
AFモードの「シングルポイント」に最少サイズを追加
AFモードの「シングルポイント」に最少サイズを追加。全6サイズから選択可能となり、 最少サイズではピンポイントなフォーカシングが可能になります。
「AF-Cカスタム設定」の追加
AF-C設定時にピントの追従性を設定できる「AF-Cカスタム設定」では、 被写体の動きに合わせた設定を5つのプリセットから選択できます。
VIEW MODEに「アイセンサー+LCD撮影画像表示」を追加
VIEW MODEを「アイセンサー+LCD撮影画像表示」に設定することで、撮影はビューファインダー、撮影した画像の確認はLCDで行うという一眼レフのようなテンポでの撮影が可能になります。
カスタム1~7の名前設定
カスタム1~7に名前を設定できるようになります。
ボイスメモ機能
画像再生時に最長30秒の「ボイスメモ」を録音可能になります。
「カードなしレリーズ」設定の追加
「カードなしレリーズ」設定をOFFに設定することで、SDカードの入れ忘れを防げます。
拡張感度にISO125、ISO160を追加
低感度の拡張感度でISO125、ISO160を選択できるようになります。
感度AUTO設定の低速シャッター限界を「AUTO」に設定すると、
レンズの焦点距離に応じてカメラが自動で低速シャッターの限界を設定するようになります。
AF-Cモードでの合焦表示の改善
AF-Cモードにおいて、合焦表示のハンチング動作を抑制し、より被写体を追い易くなります。
「AFポイント表示」の追加
AFモードの「ゾーン」または「ワイド/トラッキング」において、AFポイントの常時表示が可能となり、より被写体を追い易くなります。
ピント位置拡大中の位置変更
マニュアルフォーカス、およびAF-Sの「シングルポイント」でのピント位置拡大中に位置変更が可能になります。
EVFの表示タイムラグ短縮
AF-C中のEVFの表示タイムラグを短縮することにより、よりシャッターチャンスに強くなります。
Exif用著作権情報
あらかじめ「作成者名」と「著作権者名」を登録することができ、自動的に撮影画像のExifにコピーライト情報を付与できるようになります。
AEブラケットの機能拡張
従来の最大±2段、3枚から最大±3段、9枚までのAEブラケット撮影が可能になります。
ファームウエア Ver.2.00
新しいAFアルゴリズムを適用
「X-T2」に搭載された新しいAFアルゴリズムを「X-Pro2」に適用いたします。 その結果、より正確なAFを実現し、AF-CでのAF追従性能も向上しました。 また、測距点数が通常時91点(現行77点)、最大325点(同273点)に増加し、よりフレーミングの自由度が向上します。
オートパワーオフ機能
オートパワーオフ機能に新たに15秒、30秒、1分のタイマーを新設しました。 また、今までエコノミーモード時のみだった省電力機能が「ハイパフォーマンス」「スタンダード」の各動作モードにおいても適用可能です。その結果、待機中の電力消費を、より効果的に抑制できます。
ハイエンド多機能外部フラッシュ「クリップオンフラッシュ EF-X500」に対応
ハイエンド多機能外部フラッシュ「クリップオンフラッシュ EF-X500」に対応し、最大3つのグループに分けたフラッシュ群をワイヤレスでTTL調光させることが可能です。また、同じく「EF-X500」との組み合わせでハイスピードシンクロ撮影ができます。
AFフレーム補正OFF時においてもパララックスに連動した測距点位置を表示
AFフレーム補正OFF時においてもパララックスに連動した測距点位置を表示でき、光学ファインダー使用時のピントの「中抜け」現象を抑制することができます。