X Story – GFX100RF x サミュエル・バセット

GFX100RF:自動車写真 x サミュエル・バセット
富士フイルム GFX100RFを手にした自動車写真家のサミュエル・バセットさんが「古き良きものと新しきもの」というテーマを探求
「幼いころ、いつもカメラがありました」とイギリスを拠点とし、車やモータースポーツを専門とする写真家サミュエル・バセットさんは語ります。「母がカメラを持っていたので、家にはフィルム写真が何千枚もあります。私は、父のモータースポーツへの情熱と、母の写真に対する情熱を結びつけていくこととなりました」
「車は私にとって自由の象徴です。情熱とともに作られ、歴史を感じるデザインの車を撮るのが好きです」とサミュエルさんは熱く語ります。「美しい車はそのクリエイターの証です。デザイナーは寝る間を惜しんで車のフォルムについて考え、可能な限り美しくて優雅な形に仕上げようとします」
「私もクリエイターとして、その努力を尊敬しています。美しいスポーツカーに込められた想いを理解しており、その車を撮影したいのです。物語のある車を」
富士フイルム GFX100RFを携え、サミュエルさんはスイスとドイツの国境にある山道で、一つの物語を伝えようとしました。

富士フイルム GFX100RF
軽量で確かな感覚のレンズ一体型のボディに102メガピクセルのGFXシステムセンサーを搭載したGFX100RFは、とてもユニークなカメラです。クラシックかつ時を超えたデザインと、最先端のイメージ技術を組み合わせたこのカメラは、サミュエルさんにインスピレーションを与えました。
「2台の車を撮影すると決めていました。一台は古い車、もう一台は新しい車です」とサミュエルさんは説明します。「古いスタイルのポルシェと新しいものを選びましたが、基本的なデザインはかなり似ています。見た目は似ていますが、サイズが大きくなり、スピードも速くなっています」
「このカメラは古いカメラの特性が豊富ですが、新しい技術を搭載しています。素晴らしい使用感です」とサミュエルさん。

「第一印象を正直に言うとすれば、予想以上に軽いと感じました!かなり重いのではと予想していましたが、思い込みでした」とサミュエルさんは言います。「手に持った感触はとても良く、操作も非常に簡単です。ポケットに入るサイズで、この種のカメラをポケットに入れられるのは驚きです」と話します。
735gの軽さを誇るレンジファインダー型のGFX100RFは、世界最小のGFXシステムカメラです。高画質で多機能、こだわりの強いクリエイターにも無限の可能性を与えます。

102メガピクセルセンサー
大型のGFXシステムセンサーのおかげで、GFX100RFは全体的により質の高い創造体験を可能にします。フルサイズカメラに比べ、広いダイナミックレンジ、向上した色再現性、高い解像度がこのイメージセンサーの特徴です。
「小型コンパクトボディに102メガピクセルのセンサーが搭載されているのは、驚きです」とサミュエルさん。「例えば富士フイルム X100VIを使って撮影して、画像を拡大したときの質は素晴らしいものです。ですが、 GFX100RFで同じことをした場合、さらにその上をいくでしょう」

「昨年グッドウッド・フェスティバルで富士フイルム GFX100 IIを使用したときのことを思い出します。GFX100 IIと当時使用していたフルサイズカメラの品質の違いは歴然でした。今はこのコンパクトなカメラのおかげで、多くの可能性に満ちています。」
プロの写真家であるサミュエルさんは、仕事での最適な用途を模索することに余念がありません。加えて、私用としても素晴らしいカメラだと語ります。
「必要に応じて大幅なトリミングをすることもできます。クライアントやブランド向けに、高品質な画像を作成できます」と強調します。「ですが同様に、家族向けの高級カメラを求めている人にも最高の選択肢です」

アスペクト比切換ダイヤル
富士フイルムならではの創造性を受け継ぎつつ、GFX100RFは新しいアスペクト比切換ダイヤルを搭載しています。このダイヤルにより、富士フイルムを象徴するカメラの画像フォーマットに切り替えることができます。一例として、広く知られる富士フイルムGX680の4:3、パノラマTX-1の65:24、フジカシックスの1:1が挙げられます。操作が簡単なダイヤルを回せば、すべて使用可能です。
「おかげで、画像作成の自由度が増します。ストリートフォトでは特に」とサミュエルさんは話します。「トリミングされた画像をJPEGで出力すれば、クリエイティブな画像をカメラから直接撮って出しすることができます。」
「RAWとJPEGを同時記録することで、創造的な視点を持つことができます」彼は続けます。「JPEGは設定したアスペクト比で記録されるからです。ですがRAWも出力されます」

センサーをフルに使用した画像を維持しながら、ユニークな画像フォーマットを駆使できる機能を使って練習をすることは、カメラをより直感的に操作できるようになる重要な足がかりになるだろうと、サミュエルさんは指摘します。「新たな構図を学ぼうとしている人にとってはよい方法です。アスペクト比を工夫してよりクリエイティブになれます」
GFX100RFにはおよそ20種類のフィルムシミュレーションが搭載されており、撮って出しをする写真家に創造的な自由を与えます。

レンズ一体型のデザイン
GFX100RFのクラシックなレンジファインダーデザインは、35mmの単焦点レンズを搭載し、35mm判では広角28mmに相当します。
「いつもレンズ交換式のフルサイズカメラを使用しています。それが主力機です」とサミュエルさんは話します。「しかし、プロジェクトによっては、コンパクトで高品質なシステムが必要です」
「単焦点レンズには限界があると感じてしまうかもしれませんが、実はそうではありません。102メガピクセルを駆使して調整できるのです」と指摘します。「異なるサイズでトリミングして、様々な焦点距離で撮影したような画像が作れます。」

内蔵のデジタルテレコンバーターによって簡単にトリミングでき、35mm判で36mm、50mm、63mmの焦点距離に相当する画像が撮影できるため、GFX100RFの使い勝手は大幅に広がります。
「焦点距離の切り替えは簡単です」とサミュエルさんは言います。「構図は自由自在です。小型のセンサーのカメラと比較して、構図のバラエティは驚異的です。大幅にトリミングして、マクロスタイルの写真も撮影することもできます。」

より多くの用途を実現するため、GFX100RFのレンズにはNDフィルターを搭載し、露出を最大4段下げることができます。明るい日差しでの創造的な長時間露出に適しています。
付属のアダプターリングとプロテクトフィルターによってカメラ全体が防塵防滴となるため、普段使いにも最適なカメラです。
「みんな気に入りますよ」とサミュエルさんは強調します。「悪天候のプロジェクトにおいて特に重宝します。雨の日にストリート写真を撮ることが多いので、これは欠かせません」

サミュエルさんは一定期間GFX100RFを使い、どんな人がこのカメラを購入すべきなのか振り返りました。
「プロの写真家であればどんな人でも、このカメラを様々な仕事で使用して生き生きとした瞬間を捉えることができると思います」と語ります。
「モータースポーツ会場で写真を撮る際には、限られた機材のみです。スポーツ関係者に近づいて撮影するのに大きな機材は避けたいですね。プロにとって最高のカメラです。このカメラが通用しない世界は考えられません。」