富士フイルム×ノア・ガレージ XF23mmF2.8 R WR を体験
富士フイルムから新しいXF23mmF2.8 R WRレンズをテストする機会をいただいたとき、「自分の撮影スタイルにぴったりのレンズになるだろう」と最初に思いました。その予感は的中しました!軽量でコンパクト、防塵防滴でシャープ。他に何を求めるでしょうか?

荒々しい海岸線や漁港のディテール、静かな田舎のコミュニティ、カラフルなソルトボックス型の家々、美しいハイキングコース、さらに多くの被写体を撮影することに、ニューファンドランド島を旅して過ごす自由な時間のほとんどを費やしています。そのため、通常の撮影ルーティンにこのレンズを取り入れて、真価を試したいと考えました。


焦点距離23mm(35mm判換算で35mm相当)と非常に優れた最短撮影距離の組み合わせにより、被写体から離れて周囲の広い風景を捉えることも、繊細なディテールに近づくことも可能になりました。私は撮影場所で経験するすべてを見せることで物語を伝えようとします。なので、この特性は非常に重要です。多くの人が気づかない繊細なディテール、例えば桟橋に置かれたロープの質感やカラフルな家々の風化した木製の外壁などが、それにあたります。


X-T5は、毎日のように使用しているメインのカメラボディです。XF23mmF2.8 R WRと合わせると、信じられないほど軽量でコンパクトなだけでなく、4020万画素センサーの恩恵を最大限に活かしたパワフルな組み合わせになります。パンケーキスタイルのレンズなので画質に少し懐疑的でしたが、撮影された画像は非常に鮮明です!このレンズでは4020万画素の効果が十分に発揮されています。このようなセットアップを持ち運べることで、写真撮影の外出がさらに楽しくなります。重いカメラとレンズを持ち運ぶ際に感じるような肩や鞄への負担はありません。
撮影場所までハイキングしたり、何時間も肩にカメラをかけて歩き回ったりすることが多いので、通常は持ち運ぶ荷物を軽くする方法を探しています。このレンズの最大の利点の一つは、カメラと組み合わせてジャケットのポケットに入れて出かけられることです。スリングバッグやカメラ用バックパックも必要ありません。

私の撮影スタイルはニューファンドランドの天候を正確に写し出します。湿気があり、霧の立ち込める不快な日に出かけることも躊躇しません。実は、そんな天候が好みなんです!ニューファンドランドの春にこのレンズをテストすることができましたが、ニューファンドランドを少しでも知っている方なら、春は四季が一度に混在する季節であることをご存じでしょう。このことを踏まえると、“混在する”気象条件にさらされるため、このレンズが防塵防滴であることは極めて重要でした。XF23mmF2.8 R WRレンズをテストした数週間で、雪や雨、両方が混ざった強風、濃霧、日差しなどを体験しました。レンズに対して心配はまったくなく、撮影体験を純粋に楽しむことができました。

このレンズを手に入れる前は、主にズームレンズを使用してすべての写真を撮影していました。ズームレンズがあれば撮り逃すことはないと思っていました。実際その通りでしたが、私は主に18〜30mm前後の広い焦点距離で撮影していました。そして、23mmはその範囲のちょうど真ん中にあります。そのため、このレンズを手に入れたとき、実際に撮影に出かける際のすべてのニーズをカバーできるかどうかをテストしたいと考えました。自分の撮影スタイルと被写体に関して言えば、23mmを付けたカメラでほぼすべての写真を撮影できると強く信じています。焦点距離が原因で写真を撮り逃すと感じたことは一度もありませんでした。このレンズを外す必要があるのは、氷山のほかニシツノメドリやクジラなどの野生動物を撮影する場合だけです。ですが、そのような光景は非常にまれです。多くの場合、私は撮るものを決めてから出かけます。なので、大きな懸念事項ではありません。


総合的に見て、XF23mmF2.8 R WRの性能に非常に感銘を受けました。画質はシャープで防水防塵、コンパクトなレンズを手頃な価格で手に入れられるのは素晴らしいことです。ニューファンドランド中を旅しながら、このレンズで創作活動を続けていきます!