GFX ETERNA 55

GFX ETERNA 55 Image

eterna-video-thumb-min

00:00 00:00


YouTube Thumb
電子式可変NDフィルター

ラージフォーマットセンサー対応した電子式可変NDフィルターを本体に内蔵。ND0.6からND2.1まで、最大7段の減光が可能。しかもND0.015刻みで滑らかな濃度制御を実現した。
FUJIFILM独自の緻密な制御設計により、動画撮影中であってもスムーズかつ、色のシフトが少ない高精度な濃度調整を可能としている。
現場の光に即応しながら、意図した露出を瞬時に設定することができ、圧倒的に効率的な撮影を可能にする。

Image Dual Base ISO

GFX ETERNA 55の44mm×33mmのラージフォーマットセンサーは、一般的なフルサイズセンサーよりも約1.7倍の大きさで、
その最大の効果を得られるBASE ISOは800と3200の二つ。
滑らかな階調表現と低ノイズ性能を実現した。暗部や逆光、夜間撮影といった難しいシーンでも、デジタル特有のザラつきを抑えながら、しっかりとその空間を描く。
GFX ETERNA 55のセンサーが映像制作者にとって新たなインスピレーションの源となるだろう。

Image ダイナミックレンジ

GFX ETERNA 55は、広域ガンマを採用した「F-Log2C」を搭載。
最大14+ストップ*の広大なダイナミックレンジを実現し、階調を豊かに表現する。暗部からハイライトまで、光の微細な階調を余すことなく記録し、ポストプロダクションの過程で、製作者の意図に沿った調整が可能。広色域の記録と相まって、色とコントラストの表現が無限に広がることになる。

*F-Log2C時、FUJIFILM内部測定

Image 光学ローパスフィルター

GFX ETERNA 55のラージフォーマットセンサーに、動画撮影のために最適化された専用設計のOLPF(光学ローパスフィルター)を搭載。
モアレや偽色を最適に低減する4点分離方式を採用。GFX ETERNA 55では、シネマ表現に求められる柔らかく、品位ある画作りに狙いを定め、高精細でありながら、過剰にシャープすぎず、心地よい滑らかさを保った映像記録を実現している。

Image オートフォーカス

GFレンズを装着することで高精度なオートフォーカス撮影が可能となる。
AFアルゴリズムには、GFX100 IIと同等の先進技術を搭載しており、ディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFを用いてシーン全体の情報を高速かつ高精度に解析。これにより、ラージフォーマットセンサーならではの浅い被写界深度の中でも、意図したフォーカスを正確に追従することができる。
新発売のGF32-90mmT3.5 PZ OIS WRを使えば、撮影現場での機動力を大きく高め、現場でも大きな役割を担うことになるだろう。



©Oren Soffer



Image PLマウントアダプター

GFX ETERNA 55には、標準搭載のGマウントに加え、PLマウントアダプターが同梱されており、追加のアクセサリー購入なしに、PLマウントレンズを即座に使用することが可能。アナモフィックレンズも含め、レンズによる表現の“余白”を尊重する──それがGFX ETERNA 55の本質である。
※使用できるレンズに関しましては、事前にご確認ください。

Image 5.0インチ大型モニター

本機では5.0インチという大型ディスプレイを採用。
622万画素の高解像度パネル(miniLEDバックライト・量子ドット搭載)は、ピントや色の確認が圧倒的にしやすく、撮影現場での高い判断精度をもたらす。
さらに輝度は2000ニットで、屋外や強い逆光下においても視認性を損なわず 表示遅延も極限まで抑えられており、リアルタイムでの動作確認やフォーカス操作においてストレスがない。加えて、同社独自の色再現技術が活かされており、忠実な色表示が可能。キャリブレーションの負荷を軽減し、撮影から編集までの色の一貫性を高精度に保つことができる。

Image 専用ハンドル

高い操作性と機能性を兼ね備えた専用ハンドルも同梱。
ハンドル側面には、「フォーカス」「ズーム」「アイリス」に対応したダイヤルが搭載されており、電子制御に対応したレンズ使用時には、滑らかな指先操作によって即座に各パラメーターを微調整することが可能。
さらに、ダイヤルの設定を「ND」に切り替えることで、電子式可変NDフィルターの濃度をリアルタイムでスムーズに制御することができる。加えて、ハンドル取り付け部にはスライド式レール機構を採用。バッテリーやレンズ装着時の全体重量バランスに合わせて重心位置をワンタッチで調整可能。


Image 両面に搭載されたモニター

GFX ETERNA 55は、撮影現場の実践的なニーズに応えるため、本体の左右それぞれに独立した3インチの液晶モニターを搭載。
録画ステータスや露出、音声、収録フォーマットなどの撮影情報がリアルタイムに表示され、
カメラマンとアシスタントカメラマンの双方が同時に確認することが可能。
プロの現場で求められるコミュニケーションの精度と効率を支える仕様となっている。

Image アクセサリー取り付けネジ穴

カメラ本体上部および同梱のハンドルグリップには、大小2種類のねじ穴(1/4インチおよび3/8インチ)が多数切られており、モニター、マイク、ワイヤレス送信機など、あらゆる周辺機材を簡単に取り付け可能。追加の外部リグを必要としない設計を実現。

Image 出力端子

GFX ETERNA 55は、12G-SDIとHDMIの映像出力端子に加え、GEN LOCK、REMOTE、DC OUT 12V 端子、レンズ端子など、プロユースに対応した豊富なインターフェースを搭載している。マルチカメラ収録や当社Duvoレンズへの電源供給などに幅広く対応し、撮影現場における柔軟なシステム構築を実現。
さらに、各端子を物理的損傷から守るプロテクトガードを装備しており、堅牢な設計が施されている。

Image ボタン配置

操作のシーンや種類を考慮し、撮影を中断することなく進められるよう配置された操作ボタン。
7つのカスタムボタンに加え、両サイドのモニターには、GUIと連動するボタンが計12個配置されている。
ワンマンオペレーションでも、直感的で、効率的なカメラセッティングを行えるようになっている。

Image Weather-Resistant Body

GFX ETERNA 55は、フィルムメイキングカメラとして高画質・高性能を追求する一方で、過酷な現場環境にも耐えうる優れたタフネス性能を備えている。
ボディ全体には防塵・防滴構造(Vバッテリー端子部除く)が施されており、砂塵舞うロケ地や急な天候変化が起こる野外撮影など、厳しい環境下においても安心して使用できる設計となっている。さらに、放熱構造と静音冷却ファンを採用することで安定して長時間の撮影が可能。


News