Claudia Guadarrama
(メキシコ)Claudia Guadarramaは、メキシコを拠点に活動する独立系ドキュメンタリー写真家。フォトジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、その一方でラテンアメリカにおける社会正義やジェンダー問題に焦点を当てたドキュメンタリー作品を制作してきた。20年以上の経験と独学による芸術的背景を持つClaudiaの作品は、権力関係、アイデンティティ、そして帰属意識といったテーマを探求している。最近の受賞歴には、2022年のMarilyn Stafford FotoReportage Awardでの名誉賞、2021年のLSI Photography Grantがある。また、2004年にはInge Morath Award、2005年にはFemale Photojournalist Awardを受賞している。Claudiaは、メキシコ、フランス、オーストリア、ドイツ、スペインで個展およびグループ展に出展している。
ConnectRewriting memory. Intimate territories in resistance
ユカタン半島(メキシコ)での近代化と開発の進行により、マヤの女性たちが自らの領土と生活の中で直面する森林伐採と土地の収奪は、止めることのできない速さで進んでいる。このプロジェクトは、彼女たちのレジリエンスと社会運動を探求し、彼女たち自ら周囲の生物多様性を守り、擁護する上で果たしている重要な役割について取り上げる。それは、彼女たちのコミュニティだけでなく、地球全体に利益をもたらすものだ。

BTS Footage

選考員からのコメント

アマンダ・マドックス
Claudia Guadarramaのプロジェクトは、ジェンダー不平等と気候危機の間にある重要な関係を探る貴重な試みとなるだろう。そして、ユカタン半島を焦点にした彼女の作品は、マヤ女性たちの抵抗と決意の物語を巧みに織り交ぜ、森林伐採や環境破壊に立ち向かう彼女たちの英雄的な努力を強調するだろう。
Gallery

マリアナ・トゥン・プート(73歳)助産師・ヒーラー。 ティオスクコ、キンタナ・ロー州、メキシコ。 35年以上にわたり地域の出産を支えてきた助産師マリアナ。彼女の手には、医師の白衣をまとった幼子イエスの彫像が抱かれている。 ©Claudia Guadarrama

ルルデス・マルルコ・ロペス(64歳) 漁師。 サン・フェリペ、ユカタン州、メキシコ。 ルルデスは、地元で初めて漁師になった女性である。夫の他界を機に、漁の技術を他の女性たちに教え始めた。今ではサン・フェリペに40人以上の女性漁師が誕生し、漁業は彼女たちにとって自立の手段となっている。 ©Claudia Guadarrama

グアダルーペ・レジェス(74歳)助産師。 ホセ・マリア・モレロス、キンタナ・ロー州、メキシコ。 50年にわたり、これまでに300人以上の赤ん坊の誕生に立ち会ってきたグアダルーペ。しかし時代の流れとともに、彼女のもとを訪れる女性は少なくなっている。 ©Claudia Guadarrama

マリア・デ・ラ・クルス・メンドーサ(68歳) バードウォッチャー。 プンタ・アレン、キンタナ・ロー州、メキシコ。 マリアは15年以上前、地域の女性たちとともに自然ガイドとしての活動を始めた。それ以来、プンタ・アレンでは自然保護への意識が高まり、住民たちの取り組みにも変化が生まれている。 ©Claudia Guadarrama

ソコロ・ロペス・ク(57歳)。 バカラル、キンタナ・ロー州、メキシコ。 ソコロは幼い頃から農業に親しみ、果物や野菜、薬草などを育ててきた。彼女は子どもや孫たちに農業の大切さを尊重するように伝えている。 ©Claudia Guadarrama