Moe Suzuki

Moe Suzuki

(日本)

東京を拠点とするビジュアルアーティスト。長期的なリサーチを元にしたプロジェクトに取り組み、複雑な層が織り重なる「物語」として、収集した証言やデータから作られるイラストやビデオなどを写真と組み合わせて表現している。 これまで「底翳」(2020年)、「Today’s Island」(2022年)、「Aabuku」(2024年)など、環境問題や都市開発、身体障害などに影響を受けた人々の記憶に焦点を当てた作品を制作。写真集の編集の中で作品を物語ることを得意とし、制作した写真集は2021年のLuma Rencontres Dummy Book Awardを受賞したほか、世界各地の写真集賞にも選出されている。

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Kusari

「Kusari」は岡山県で起きた、学物質PFASによる水道汚染の物語である。汚染源となったのは水源のダム近くに放置されていた粒状活性炭の廃棄物で、そこからは鎖のようにつながった化学物質が水源へと浸透しいつの間にか人々の日常に影を落としてきた。このプロジェクトは、リサーチと、この水を日常生活で利用してきた人々から集められた証言をおり重ねながら語られる物語である。

Kusari by Moe Suzuki
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選考員からのコメント

レスリー・A・マーティン